北方領土問題を考えてみた

日本とロシアにおける北方領土問題について考えてみました。
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北方領土問題とは

北方領土問題に関わる北方とは、第二次世界大戦中に現在のロシアであるソ連が占領した歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島の4つの島のことを言います。面積はおよそ5000kuで、これは千葉県や愛知県と同じ面積です。



この北方四島に関して日本とロシアの老玉が自国の領土だと市長しており、現在はロシアが実効支配している状態です。この北方領土に巡る日本とロシアの領有権の対立が北方領土問題になります。この問題が発生したのは第二次世界大戦と言われています。



戦時中の1941年4月に日本とソ連は日ソ中立条約を締結することで領国は互いに中立を保ちます。

しかし広島に原爆が投下された2日後の1945年8月8日にソ連は日ソ中立条約を一方的に破棄し、日本に宣戦布告を行ってしまうのです。その背景には南樺太、千島列島のソ連領有を決定したヤルタ秘密協定の存在があると言われています。



終戦の8月15日に日本はポツダム宣言を受諾しすることで連合国に降伏するのですが、ソ連はその後も千島列島を南下し続け、9月5日までに北方領土を占領してしまいます。これによりソ連であるロシア側は第二次世界大戦で北方領土は合法的に自国領になったと主張しており現在に至るのです。

北方領土2島返還論とは

北海道の東部に位置ている日本固有の領土である北方領土。北方領土は基本的に歯舞島、色丹島、択捉島に国後島の4島のことを指します。



第二次世界大戦後にソ連によって不当に奪われた領土という事で知らない人はいないでしょう、。日本側はソ連に対して基本的に4島一括返還を迫っていました。

これは過去において一貫して述べられてきたことです。ただ、ソ連との交渉は上手く行かず、ソ連が崩壊し交渉相手がロシアになっても一向に領土交渉は何年に渡っても進捗がありませんでした。そのため、ロシアとは平和条約すら結ばれていないというのが現状となるのです。



最近、日本の安倍首相とロシアのプーチン大統領が首脳会談を行いました。その際に浮上してきたのが北方領土2島返還論となります。北方領土のうち小さな島である歯舞島と色丹島の2島を先に返還してもらい、残りの2島に関しては継続交渉とするという考え方です。並行して日本とロシアの経済的な結びつきを深めていこうというのが2島返還論に付随している考え方になります。



ただ、2島返還論に関してもいまだメドも立っていません。

北方領土は日本に返ってくるのか?

北方領土とは北海道とカムチャッカ半島に間にある島々で、南千島とも呼ばれています。一般的に択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島を指しますが実はその領土は四島に限られているわけではありません。この北方領土は1945年の第二次世界大戦敗戦時にソ連であるロシアに占領されるまでは日本の領土でした。



何故今日にいたるまでこの問題が解決していないかと言うと、ロシアにとって北方領土が持つ軍地政学上の価値が大きな理由であると言われています。北方領土を含む千島列島に囲まれたオホーツク海はロシアにとってアメリカに対抗して相互確証破壊を保つための最後の砦と言っていいほど重要な位置にある海域です。そのためオホーツク海はロシアにとって敵側攻撃原潜の侵入を阻めるほぼ唯一の聖域となっており、北方領土を手放してしまうと他国の潜水艦による侵入を阻む壁としての機能している監視迎撃体制が崩れてしまうのです。



そうなるとオホーツク海へ侵入を容易になってしいます。つまり北方領土を失うと自国の安全保障環境が悪化してしまい、国際的地位の大幅な低下につながるので返還は現状とても難しいとされているのです。

安部総理とプーチンは仲がいいのか?

昨年来、日本の安倍総理とロシアのプーチン大統領との首脳会談が頻繁に行われています。



これも日本とロシアの間に平和条約がないので早期に結びたいという思惑、そして北方領土問題を早期に解決へと持っていきたい。これが日本側の安倍総理の大きな命題となっているから動いていると言っても良いでしょう。ロシア側とすれば経済面で日本の協力を得たいと思っているのが大きな思惑となっているのです。どこをどのように接点を持って話を進めて行けるのかが外交の問題となろうかと思いますが、日本とロシアは思惑は違えどもお互いにプラスになるように協力をしたいと思っている点は共通していると言っても良いでしょう。



その意味において日本とロシアはかつてないほどの近しい関係になっていると言っても良いでしょう。安倍総理とプーチン大統領が仲が良いのかどうかはわかりません。ただ、比較的ウマが合うという話はよく耳にすることがあります。

仲良く見せているという面もあるでしょうし、意外と接点が多い二人だとも言えるのかもしれません。いずれにしても国と国の代表同士。仲が良いで何事も進む話ではありません。

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